おやつで気になる添加物!子どもの健康のためにお菓子はどう選ぶべき?
おやつはお子さんにとって楽しみの1つであり、甘いものは身体に必要なエネルギー源でもあります。毎日口にするものなので、できれば子供のおやつは手作りで・・・と思っていても、なかなかそうは行かないのが現実ではないでしょうか?スーパーなどで売られているものには合成着色料や保存料など、様々な添加物が含まれていることが多いのですが、子供に与えるおやつにはどのようなものを選べばいいのか看護師さんや薬剤師さんからアドバイスをいただきました。
ママからの相談:子供のおやつ、添加物が気になります。安全なお菓子の選び方を教えて下さい!
小学校低学年のお子さんをお持ちのママですが、毎日子供に与えるおやつについての相談をいただきました。手作りはなかなか難しく買ってきたおやつを与えているのですが、製品に含まれる添加物が気になっているようです。
小学校低学年の子供が2人います。学校から帰ってきたら子供におやつを食べさせるのですが、私はお料理を作るのは大好きなのですがおやつはどうしても手作りできません。よく作ったとしてゼリーぐらいで、買ってきたものを食べさせています。そうすると、どうしても着色料・保存料などの添加物が気になるのです。 商品名でなくていいです。○○が入っているものは避けた方がいいなど、子供に与えても大丈夫と思える、安全なお菓子の選び方を教えてください。(40代・女性)
手作りなら日持ちしないはずなのに、長い賞味期限が設けてあるものなどは避けましょう!
本来、手作りであれば日持ちしないのに賞味期限が長いものは、保存料などの添加物が含まれている証拠。製品を買う際は賞味期限をチェックして、昔ながらの素朴なお菓子や、加工過程の少ないものを選ぶようにしましょう。
添加物が気になる場合は、「手作りしたものだったらすぐダメになりそうなのに常温販売されていたり、賞味期限の長いものを避ける」という方法はいかがでしょうか。(看護師)
全ての食品添加物を避けるのは現実的には不可能と思われます。なので、それぞれの添加物の特性を調べてみて、その中で自分なりの基準を決めて、「着色料(赤色〇号など)が添加されているものもできるだけ選ばない」などと決める方法はいかがでしょうか。(看護師)
かりんとう・いもけんぴ・素揚げした野菜や果物・ナッツ・ドライフルーツなどのような、昔ながらの素朴なお菓子や加工過程の少ないものがお勧めです。(看護師)
私個人は、コンビニやスーパーに陳列されている長持ちするパン、カロリー0などと表記のある人工甘味料なしでは作れないゼリーやタブレットを避けています。(看護師)
お菓子にとらわれず、おにぎりやフルーツをおやつにしても!
おやつと言うと、どうしてもお菓子というイメージになってしまうのですが、腹持ちの良いおにぎりやバナナなどもお勧め!また時間がある時は、簡単にできるおやつをお子さんと一緒に作ってみるのも、楽しくていいのではないでしょうか。
お菓子にとらわれず腹もちのいいもの、例えばおにぎりを作る、チーズやフレンチトーストなどはどうでしょうか? フレンチトーストなら、甘みもあっておやつっぽいので、お子様も喜ばれるのではないでしょうか?(看護師)
フルーツをおやつにするのはいかがでしょう?例えばバナナは、腹持ちもいいですし栄養も高いのでお勧めです。(薬剤師)
お子さんが毎日食べるものですので、できる限り安全なものを選びたい!と思うのは親として当然ですよね。もしもお子さんが選んだ製品に添加物がたくさん含まれていた場合「おうちで作ったらこれだけの材料でできるんだよ。だから、ここから後ろの材料は本当は食べなくてもいいものなんだよ」と一緒に原材料表示を見ながら説明してあげると、お子さんの食育にもなっていいのではないでしょうか。